ないの日記

ガーデニング中心の日常雑記ブログです。

後悔しない庭づくり ~10年後も満足できるように~

2010年に庭づくりした時の経験です。これから検討されている方の参考になればと思います。現在のお庭はこんなイメージです。

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目次

0. 前提

・新築直後、庭は土が丸出しの状態。
・造園業者に依頼する。
・2010年の経験談。(記事は2023年)

1. どんな庭にしたいか?イメージを作る。

雑誌、Web等を参考にイメージを固めました。
ナチュラルガーデン、グリーンガーデン、ウォーターガーデン、イングリッシュガーデン等々、いろいろな用語が出てきましたが、この辺りはよくわかりません。写真を見て、こんなイメージ!というのを決めました。

2. どこの造園業者に依頼するか?

どこに相談したらよいか?ネットでは情報がありすぎてわからない。どこも良くみえてしまい選ぶことができない。私がとった手段はタウンページ(ペーパーレスの昨今はもう存在しない?)。
タウンページ(職業別)で「造園業」を検索。地域も限定されいるので絞りやすい。が、それでも多い。造園業だけでも3ページ程あるのですね。といっても、半分程は広告。ということで、広告で印象のよいところ、自宅に近いところでほぼ絞られた。私が選んだ理由は、
・広告の「エクステリア総合工事」の文句。造園施工、ウッドデッキ、ガーデン工事、カーポート・・・何でも相談出来そう。
・広告の写真(カラー)の印象がイメージとピッタリ。
・自宅から近い。(車で10分程度)

Webでホームページを確認して、施工例の写真もたくさん掲載されており、やはりイメージ通り。「お気軽にご相談下さい」とあるが・・・。こういうのって、なかなか気軽には。

3. 造園業者に相談

3.1 お問い合わせフォームから「お庭をつくりたい」旨を連絡。その後の多くはメールでやり取り。このお仕事は現場に出て不在のことが多いのだと思う。ほとんどの連絡が、夕方または早朝だったと思います。

3.2 現地確認。日時を決めて、現地の確認をしにきてくれました。少し立ち話程度で、「お庭を作りたい」という漠然としたお話だけでしたが、キッチリ計測して頂きました。この時点では、まだ正式に依頼していませんが。

3.3 詳細の相談
・イメージ 雑誌の写真を数枚を見せてこんな感じと希望をお伝えする。
・要望 「普段の庭の手入れにあまり手が掛からないようにして欲しい」とお伝え。しかし、「多少は自分でも花を植えたりできるスペースも欲しい」と要望。 
・予算 上乗せされることを想定して低めにお伝え。(必ず魅力的な提案をされると思いますので)
・シンボルツリー 本数、種類、場所のイメージ
ここの相談は、本当に雑誌の写真でイメージをお伝えしただけ。図面を作成したら郵送しますということだった。

3.4 図面確認(1回目) 打ち合わせから10日ほどで図面が郵送されてきた。基本はすべてお任せでしたが、ほぼイメージ通り。何点かメールで変更依頼をしました。

3.5 図面確認(2回目) 更に10日ほどで改訂図面が郵送されてきました。立水栓の型、ウッドフェンスの素材等の最終決定は残るが、内容を確認しレイアウトは決定。

3.6 予算は?やはり少しオーバー気味。合計は・・・。
・ウッドフェンス         250,000円
・花壇                             35,000円
・テラス、アプローチ  270,000円
・立水栓                          83,000円
・インターロッキング  113,000円
・植栽                              38,000円

      

                     

4. 施工

大体2週間ほど。朝から夕方まで毎日職人さんが来て作業をして頂きました。石貼り作業時の音は我慢。職人さんこだわりの部分もあるようです。この工程は、職人さんにお茶出しをして、ひたすら完成を待つのみ。

5. よかったこと

家の周りをすべて石貼りにしたこと。雨が降った際も、泥が跳ねることがないため。ウッドフェンスはちょっと値段が高いと感じましたが、ウリン材をお薦めされたこと。害虫がつかない、雨や水に強く腐らない等だったと思うが、確かにその通り。10年以上経過し、若干汚れてきたが、目立った劣化は無く満足。

6. わるかったこと

10年経過しても満足しておりますが、少し後悔していることはコンセントを設置してもよかったかなと思います。芝刈り機の充電がすぐその場でできたら、さらに満足でした。

7. これからの検討の方へ

思いつく検討ポイントです。
・シンボルツリー 位置、種類、本数、高さ
・フェンス 目的、高さ、材質、家の中からの見え方(圧迫感)
・石貼り、土、芝生等のバランス
・立水栓 位置、蛇口数(2個をおすすめ)
・コンセント 位置、目的
・ウッドデッキ 物干し、バーベキュー等々
・物置 おしゃれな物置を中心とした庭も素敵です
数年後に改修することもできると思いますが、余分な費用がかかります。庭でやりたいことをイメージし、図面をいろいろな場面を考えながら、時間が掛かっても納得のいくまで検討することをおすすめします。

以上です。